人食いバクテリアは常在菌でもある?感染しないための対処法は?

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何ともショッキングなニュースですが目に飛び込んできました。

国立感染症研究所の発表によると、今年の11月26日の時点ですでに日本国内の患者数が493人となり、過去最多の患者数に達しているそうです。

この恐ろしい名前の「人食いバクテリア」とは一体何なのでしょうか?

2017年人食いバクテリアの患者数が過去最多!人食いバクテリアの2つの種類って?

 

 

 

人食いバクテリアはそう珍しいものではない?

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「人食いバクテリア」と言われるものには、「黄色ブドウ球菌」などいくつかの種類の「菌」があるのですが、近年メディア等で「人食いバクテリア」として取り上げられているものの多くは、この「A群溶血性レンサ球菌(化膿レンサ球菌)」を指すようです。

「A群溶血性レンサ球菌」による感染症のことを「溶連菌(ようれんきん)感染症」と言うのですが、「溶連菌感染症」や「溶連菌」といった名称であれば聞き覚えのある方も多いのではないでしょうか?

そうです。小さな子どもには割と多い、珍しくはない感染症です。

 

溶連菌感染症って?

一般的な「溶連菌感染症」の症状は、のどへの感染によるのどの痛みと発熱が主なものですが、抗生物質を飲めば2~3日で熱は下がり、風邪程度の症状で済んでしまうことの多い病気なのです。

しかも、この「A群溶血性レンサ球菌」は、健康な人の体にも存在する「常在菌」と言っても差し支えが無いような性質の菌であり、普通程度の免疫力のある大人であれば感染症を起こしにくい菌であるとされています。

しかし、皮膚や筋肉が壊死してしまういわゆる「人食い」が行われたような症状や多臓器不全を起こすなど、「A群溶血性レンサ球菌」による感染症が劇症化したものが「人食いバクテリア」と呼ばれています。

なぜそのように劇症化してしまうのかのメカニズムはわかっていないそうです。

 

「人食いバクテリア」症状は足にも多く出る?対処法は?

皮膚や筋肉が壊死してしまう「人食い」が行われたような症状は、のどを中心に症状が出る通常の「溶連菌感染症」とは違い、足に最も多く出るそうです。(手や別の部位に出るケースもあり。)

ケガややけど・虫さされなど皮膚についた傷が原因となることが多く、免疫力が低下している場合に感染が多くなるとのこと。

  • 傷がある場合は清潔に保つ。
  • 傷の状態に異変があったり、それに伴って発熱等が見られる場合には早めに受診する。
  • 免疫が低下するような病気にかかっている場合は、上記事項に特に気を付ける。

などが、私たちにできる対策です。

 

「人食いバクテリア」症状の治療法は?

治療法としては、手術や抗生物質があるのですが、壊死が起きれば手術でその部分を取り除いたり切断しなくてはなりません。やはり早めの受診は重要です。

ただ、「近年患者数が増加している」という部分においては、この病気が以前よりも認知されてきている為という考えも否定できません。

また、皮膚や筋肉の壊死など「インパクトが強い」病気ということもあり、とても恐ろしい印象が残ってしまうのでしょう。

何はともあれ、日頃から自分の健康について気を配っておくことは大切だと思います。

※実際の症状や対処法については専門家にお尋ねください。

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