政治・経済・企業

プリキュアやドラえもんなどに携わるアサツーディ・ケイ(ADK)が米投資ファンドに買収

人気アニメプリキュアやドラえもんなどの制作に携わる、国内3位の広告代理店アサツーディ・ケイが米投資ファンドベインキャピタルに買収されることが分かりました。

 

アサツーディ・ケイ(ADK)

スポンサーリンク

アサツーディ・ケイは日本の大手広告代理店で、電通(約4.5兆円)、博報堂(約1.1兆円)に次いで第三位(約3,500億円)で、世界最大の広告代理店グループWPPグループ(イギリス)や中国の新華通信社などと業務提携関係にあります。

1999年に旭通信社と第一企画が合併して誕生。

旭通信社や第一企画時代には巨人の星や妖怪人間ベム、マジンガーZに、合併してからはプリキュアやガンダム、ドラえもんなどアニメ文化との関わりが強い企業です。

2017年10月2日に米投資ファンドのベインキャピタルがアサツーディ・ケイを買収することを発表。

株式公開買い付けを行いアサツーディ・ケイは上場を廃止。WPPグループとの業務提携も解消します。

今回の買収で特にアニメとの関わりの強いアサツーディ・ケイの海外企業の買収とあり、アニメ業界にどのような影響があるのか注目が集まっています。

 

アニメ制作と広告代理店

そもそも、アニメの制作において広告代理店はどのような役割を果たすのでしょうか。

スポンサーリンク

もともと広告代理店はその名の通りテレビなどのメディアで広告枠を確保し、それを広告主に仲介することで手数料を得るビジネスモデルでしたが時代を重ねるにつれて影響力が強くなっています。

テレビ制作においては単なる広告枠の確保だけでなく番組制作にあんする事前のリサーチや企画立案、資金集めなど幅広く携わります。

広告代理店は番組を作るためのノウハウやリサーチ部門を持っており、アニメ制作の企画の段階から広告代理店が深く関わることもあるようです。

また、アニメ制作においては昨今では制作委員会を作って制作されることが多くなっています。

 

制作委員会とは

アニメ制作における制作委員会はビデオメーカーや広告代理店、出版社、アニメ制作会社、配信会社、おもちゃメーカーなどが入り、出資されます。

制作委員会に広告代理店が入る場合は一定の営業力等を期待されており、仮にアサツーディ・ケイがこれまで送り出してきた人気アニメの制作に携わらないとなると他の広告代理店では替わりができず新作や続編の制作が行われない可能性も出てくるでしょう。

買収後にアサツーディ・ケイの方針がどの程度変わるのかで日本のアニメ業界に少なからず影響がありそうです。

スポンサーリンク