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トランプ大統領、首席戦略官・上級顧問バノン氏を更迭へ

8月18日、ホワイトハウスはスティーブン・バノン大統領首席戦略官、上級顧問の辞任を発表しました。

バノン氏はトランプ大統領の大統領選で選挙対策本部最高責任者として勝利に導いた最側近であるもののトランプ氏の家族や別の側近との意見対立で更迭を求める声が強まっていました。

 

バノン首席戦略官

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スティーブン・バノン氏はアメリカ合衆国首席戦略官、大統領上級顧問を務める人物で、ブライバート・ニュースの元会長。

同ニュースはアメリカのファー・ライトのニュース、論説、解説のウェブサイトでオルタナ右翼とのつながりがあるとされています。

トランプ大統領の大統領選時にはバノン氏の分析力がトランプ大統領の娘イヴァンカ・トランプや娘婿ジャレッド・クシュなーに信頼され、トランプ陣営の選挙対策本部に器用されました。

白人至上主義ともされ、「アメリカは中国と戦争経済の最中で北朝鮮問題は余興にすぎない」「北に対する軍事的アプローチはない、米軍撤退を交渉カードに使おう」などと発言。

イスラム圏一部諸国から米国への入国禁止や地球温暖化防止にむけたパリ協定からの離脱といった政策を主導したとされています。

 

オルタナ右翼とは

オルタナ右翼はアメリカにおける主流である保守主義への代替案(オルタナティブ)として出現した右翼思想の一種で、トランプを指示し、多文化主義や移民へ反対する思想。

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公式のイデオロギーがあるわけではありませんが、複数の論者により白人至上主義や反ユダヤ主義、反フェミニズム、排外主義、排外主義といった思想と関連性を持つと指摘されています。

トランプ大統領は「バノンが人種差別主義者かオルタナ右翼だと思ったら私は彼を雇うことさえ考えない」とも話していますが、メディアには無理な弁明だと捉えられていました。

 

トランプ政権の辞任続き

トランプ政権では2月に国家安全保障担当大統領補佐官だったフリン氏がロシア疑惑に絡み辞任した他、5月にマイクダブキ広報部長、7月にスパイサー大統領報道官、プリーバス大統領首席補佐官が辞任し、スパイサー大統領報道官の後任となったスカラムチ広報部長もすぐに辞任しています。

ロシアゲート疑惑でマイクダブキ辞任から2ヶ月、スパイサー報道官辞任。

今回の更迭は、ブリーパス首席補佐官の後任として首席補佐官に就任したケリー首席補佐官の決定によるもので、ケリー首席補佐官は混乱するホワイトハウス立て直しの一環として今回の更迭を決定しました。

首席戦略官はトランプ政権独自の役職で後任が任命されるかどうかは分からない状況です。

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